ニューカレドニア トライアスロン 大会報告

横田 浩昌

今年のニューカレドニアトライアスロン大会参戦は3度目でしたが回数と共に好きな所になってきました。毎年空港まで見送りに来て頂く成田RHのプリンス谷田川氏と衰えを知らない走る万年少女高橋美奈子さんとせわしい中軽いビールを酌み交わし出国手続きに向かいました(毎年見送り有難う)。今回選手はバイクを持って行くため特別預け荷物は35キロとしてくれましたが小生の荷物は計量した結果何と55Kで20Kオーバー(たくさんの日本食と遊び道具を持参した為)で係りの女の子が超過料金を頂かないと受けられないということになりましたがそこは小生の事、上司と交渉しOKに取り付けました。(要するに選手5人一緒なのでトータル35KX5人でまだ余裕があることを納得させたまでです。簡単に引き下がると莫大な費用を払うことになり馬鹿見ますよ。)
機内に入り茨城の野獣軍団(野村氏と山中やす子さん)達と一緒に会話とエアーフランスのワインを楽しみ(エアーフランスは嫌とも言わずかなりワインを提供してくれます。もちろん飲むのは赤ワインだけ(ポリフェノールが多く活性酸素を減少させるとか言う理由で-−−とは言っても飲みすぎたらいけないですよね。)頂き野村氏とはこんなに話すのは初めてでしたが、見かけ(野獣のように怖そう)とは違いやさしい心の持ち主である事が判明しました。ワインを十分頂くと小生は所、周り構わず心地よい眠りにつき(爆音を響かせたかは報告を受けませんでした)、目がさめて数時間するとあのニューカレドニアの地につきバスにてホテルへ向かいました。
ホテルは去年と同じで海が見え、開会と閉会式を行うところで便利な場所に位置しています。
今年は去年よりも早く出発した為、大会まで(日曜日)かなりの時間がありいろいろな事が出来ました。
いつもやることはダウンタウンの市場に行き果物を買ったり、カニを買ってホテルで茹でてワインと一緒に頂いたりタクシーボートで近くのエスカバート島に行きますが、今回いつもと違ったことは三つあります。
一つは我々のクラブ会員であるチョーさん(飯田俊作さん)が小生の応援を兼ねてコンビの良い奥さんとハネムーンツアーに来てくれたことです。二日遅れて二人は来ましたが、とにかく小生はまず最初に手軽に行け、しかも海と自然のきれいなエスカバート島に二人を案内し、海でシュノーケリングをして多くの魚と友達になった事です。この島で二つ目になるのですがここでいつもと違うことは小生が持って行ったコールマンのキャンプ用のクッキングストーブと鍋セットで自生しているサボテン失敬し天ぷらにして食べた事です。二人は小生がサボテンを取ってきてトゲをナイフで削いで天ぷらにしている姿を見て驚きそして食べてみてまた感激していただきました。二人にとって自生しているサボテンの天ぷらを食べたのは初めての経験だったそうです。実はその前日もタクシーボートで小生は他の仲間とその島に行って海老の天ぷらを作って食べたのでした。これには訳があり本当は出発前に息子に準備してもらった釣り道具一式を持ってその島に上陸し、釣った魚を天ぷらにして食べるはずだったのですが、島に着いて釣りは禁止だと言うことがわかり、その魚のえさである海老を食べてしまったということです。その海老は釣り用でなくスーパーで買った人間用で〜す(念のため)。このストーブの燃料を買う時、本島にあるガソリンスタンドで500ccの携行ボトルに入れてもらい不思議がられましたがこれはバーべキューパーテイーに使用するもので小生はアウトドア-のエクスパートだから扱いには慣れていることを説明し売って頂いたたことも付け加えておきます。チョーさん達はカヤックにふたりで乗ったり散歩したりして一応二人の時間もありましたがほとんどの時間は3人で島を散歩したり、唯一小さな平屋建てのホテルのプールサイドで鳥のさえずりとさざ波の音楽を聴きながらワインを酌み交わし、しこたま幸せな時が流れました。(二人には邪魔だったかもしれませんが小生も幸せを分けていただきました。チョーさん、奥さん本当におめでとう!!)
三つ目は野獣軍団の野村さんと山中さんで潮干狩りをニューカレドニアでしたことです。これは山中さんが地元の人達が貝を拾っているのを見つけ、採り方を教わってみたら貝がゲットできたので次の日また潮が退いている時行って見ました。初めはどんなところにいるのかさっぱりわかりませんでしたが地元の人が拾っている所を見たりそして聞いて見たりした結果3,40分するとコツがわかり面白いほど採れました。その貝は赤貝に似ていてオーブンで料理してもらいましたがなかなか美味しく面白い経験でした。

さあて肝心のレースですが前日にコースの下見で何両もつながっている路面電車みたいなものに乗りコースを自分の目で確認しますが小生はコースを知っているので下見はしませんでした。会場の準備は完了しレース日を迎えました。今年もウエットスーツ着用禁止で野村さんはあせっていました。3回参戦のうちウエットスーツ許可は3年前の一回だけでした。日本ではほとんどウエットスーツ着用しますがやはり安全面や小生のようにスイムが苦手な選手にとってはウエットスーツを着用した方が安心できますが、そんな事を言ってるわけには行きません。スイムがスタートし、トランジションに上がったらまだあの野村さんがバイクに乗る準備をしているではないですか(小生と野村さんは同じ年代グループなのです。特に野村さんは小生を意識しているのでした)。声をかけ小生が先にバイクでスタートし快調にバイクを回せることができパンクも、またマーシャルから警告も受けること無く無事バイクパートを終了し最後のランに入りました。このランは2.5kのビーチ沿いのコースを4周するもので昨年は途中足が攣りそうになりスローダウンをし回復させた為時間のロスがある嫌な経験をしましたが今年は常に冷や冷やしてましたがどうにか気持ちよく走れました。特にチョーさん夫妻の応援が励みになり後半は気持よく走れました。その結果日本人5人の中では最年長でしたが記録は一番でしかも年代別優勝し賞金(約3万円)まで頂きました。
帰りの飛行機の中ではワインを頂いた後おそらく口を開けたまま轟音を響かせよだれまでたらし周りの人達に迷惑をかけていたのも知らず、本人はエメラルドグリーンの海を見ながらヤシの木の下を散歩しているスーパーハピーの自分の姿の夢を見ていました。
この素晴らしい機会を与えてくれる理解ある家族と多くの素晴らしい当クラブメンバーに恵まれ幸せな時を過ごせることに感謝いたします。メンバー全員に健康をそして成田RH永遠なれ!!



           




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